日本野球のスタイルのようにバント、盗塁、ヒット・エンド・ランなどの小技を交えた野球のこと。2002年にアナハイム・エンゼルスが小技を絡めた野球で初めて頂点に立ったことで注目を集め、特にア・リーグの他球団が従来のパワーに加えて統計重視の緻密な野球、いわゆるスモールボールを実践するようになった。05年にホワイトソックスが世界一に輝いたときも、脱パワーでスピード野球への方針転換が成功して話題になった。