速球に近いスピードで、わずかに曲がる変化球。スライダーよりも球速があるものの、速球よりも変化するため、速球とスライダーの間に位置する球種といわれる。略してカッターともいう。速球の握りとほぼ同じだが、ボールを投げるときに、中指にやや力を入れる。大リーグ屈指のクローザー、マリアノ・リベラの持ち球として有名。リベラのカッターは時速150km前後の球速で、しかも本塁近くで急激に変化するといわれる。