ルールで禁止されている違反行為。その種類によって、相手チームに直接フリーキック、あるいは間接フリーキック(他のプレーヤーを介さず直接ゴールにボールが入った場合は得点にならない)が与えられ、また、違反がはなはだしい場合には、違反行為をした選手は警告(イエローカード)あるいは退場(レッドカード)となる。直接フリーキックになる10項目の反則を、自陣のペナルティーエリア(→「ピッチ」)内で犯した場合には、相手チームにペナルティーキックが与えられる。10項目の反則は、(1)相手をけること、(2)相手をつまずかせること、(3)相手に飛びかかること、(4)相手に体当たりすること、(5)相手を殴ること、(6)相手を手で押すこと、(7)タックルの足がボールに当たる前に相手の体に触れること、(8)相手を手や腕で押さえること、(9)相手につばを吐きかけること、(10)ボールを意図的に手あるいは腕で扱うこと。