六日の菖蒲 十日の菊(むいかのあやめ とおかのきく)
昔操った杵柄(むかしとったきねづか)
昔の歌は今は歌えぬ(むかしのうたはいまはうたえぬ)
昔の剣今の菜刀(むかしのつるぎいまのながたな)
昔は今の鏡(むかしはいまのかがみ)
昔は昔今は今(むかしはむかしいまはいま)
麦飯で鯉を釣る(むぎいいでこいをつる)
無患子は三年磨いても黒い(むくろじはさんねんみがいてもくろい)
無芸大食(むげいたいしょく)
虫酸が走る(むしずがはしる)
虫の居所が悪い(むしのいどころがわるい)
虫も殺さぬ(むしもころさぬ)
無常の風は時を選ばず(むじょうのかぜはときをえらばず)
娘三人あれば身代が潰れる(むすめさんにんあればしんだいがつぶれる)
娘一人に婿八人(むすめひとりにむこはちにん)
娘を見るより母を見よ(むすめをみるよりははをみよ)
夢中に夢を説く(むちゅうにゆめをとく)
棟折れて垂木崩る(むねおれてたるきくずる)
胸三寸に納める(むねさんずんにおさめる)
胸に一物(むねにいちもつ)
無用の用(むようのよう)
無理が通れば道理引っ込む(むりがとおればどうりひっこむ)
無理は三度(むりはさんど)