「透明感のある白肌を作る」美白化粧品の売れ行きが絶好調だ。洗顔せっけん、ローションのほか、古い角質を除去する拭き取りタイプや、シミ・くすみのできやすい部分に直接塗るスティックタイプなどがある。配合成分もコウジ酸からハトムギなど植物エキスまで、多種多様。この美白ブームの象徴的存在が、特異な白塗りで知られる美容研究家・鈴木その子。67歳にして女子高生に「その子ちゃん」と呼ばれる人気ぶりで、メディアにも引っ張りだこ、その子ちゃん人形もヒット商品になった。