青山学院大学の現役女子大生で、ニューハーフモデル・タレントとして活躍する椿姫彩菜の初エッセー集（ポプラ社、税込1260円）。子どものころから性同一性障害に悩まされてきた自らの半生をありのままにつづった内容で、家族との不和や社会的偏見、性別適合手術の様子などを詳細に語り、性同一性障害というテーマを真正面から取り上げている。2008年6月の発売以来、順調に版を重ね、7月には10万部を突破した。