食料の国内生産の割合を示すもので数種類ある。(1)個々の品目についての自給割合を示すもので、重量の比率で計算される品目別自給率。穀物自給率(2006年度27%、飼料用を含む)も重量比率で計算される。(2)供給エネルギーに着目して食料全体の自給割合を示すもので、カロリーの比率で計算される供給熱量自給率(同39%)。これは最も一般的に利用され、総合的な自給率である。このほか、(3)輸入飼料に依存する畜産物やカロリーの低い野菜などの国内生産活動を考慮して示すための金額(生産額)ベース食料自給率(同68%)がある。