菅政権発足に伴い民主党の菅直人代表と国民新党の亀井静香代表の間で2010年6月4日、連立継続に当たって結んだ合意。そのなかで、(1)09年9月9日の社会民主党(社民党)を含む3党連立政権合意書を尊重し、引き継ぐ、(2)郵政改革法案の速やかな成立を期す、とした。ただ郵政法案に関しては10年通常国会どころか同年秋の臨時国会でも成立させることができなかったため、国民新党側が強く反発。菅首相と亀井代表は12月2日の党首会談で、(1)月1回の定例の党首会談を行う、(2)郵政改革法案は11年度予算成立後、直ちにほかの法案に先立って審議し成立させる、との新たな合意文書を取り交わした。