イエス・キリストを神の子とし、唯一絶対の神によって魂の救済を得ようとする世界宗教。愛と正義、人類の罪(原罪)、キリストによる罪の償い・贖罪(しょくざい)を説く。初期には古代ローマ帝国内で激しい迫害を受けたが、392年に国教として認められると、急速に発展してヨーロッパ世界に広まり、西洋人の精神的支柱となった。カトリック、東方正教会、プロテスタント諸派、英国国教会などの宗派があり、信徒数は世界全人口の4分の1強という最大の宗教。
図「世界の主な宗教の信者数」
図「日本の宗教の信者数」
表「宗教関連年表」