ミヤケ・ヒロミ。女子重量挙げ選手。
2012年7月28日、ロンドン・オリンピック重量挙げ女子48キロ級で、三宅宏実(いちご)がスナッチで87キロ、ジャークで110キロの計197キロを記録し、日本女子重量挙げ初のメダルとなる銀メダルを獲得。
1985年11月18日、埼玉県生まれ。父は68年メキシコ・オリンピック重量挙げフェザー級銅メダリストの三宅義行。伯父の義信は東京(64年)とメキシコ(68年)のオリンピックフェザー級金メダリスト。女子重量挙げが初めてオリンピック種目に採用された2000年のシドニー・オリンピックをテレビで見て、中学3年から父の指導で本格的なトレーニングを開始。埼玉栄高校在学中の03年、53キロ級で全日本選手権初優勝。世界選手権代表にも選ばれた。04年、世界トップとの差が小さい48キロ級に転向し、アテネ大会でオリンピック初代表。08年北京オリンピックでは6位入賞。ロンドン・オリンピックでは、スナッチ、ジャークとも日本記録を更新し、日本人3組目、個人種目では日本初の親子2代でのオリンピック・メダル獲得となった。