使い先で下駄を履く(つかいさきでげたをはく)
土一升に金一升(つちいっしょうにかねいっしょう)
出遣いより小遣い(でづかいよりこづかい)
問屋の只今(といやのただいま)
無いが意見の総仕舞(ないがいけんのそうじまい)
無い袖は振れぬ(ないそではふれぬ)
済す時の閻魔顔(なすときのえんまがお)
二足の草鞋を履く(にそくのわらじをはく)
日計足らず歳計余り有り(にっけいたらずさいけいあまりあり)
人間万事金の世の中(にんげんばんじかねのよのなか)
働けば回る(はたらけばまわる)
羽が生えて飛ぶよう(はねがはえてとぶよう)
不精者の一時働き(ぶしょうもののいっときばたらき)
不精者の隣働き(ぶしょうもののとなりばたらき)
布施ない経に袈裟を落とす(ふせないきょうにけさをおとす)
不足奉公は両方の損(ふそくぼうこうはりょうほうのそん)
懐と相談(ふところとそうだん)
星を戴いて出で星を戴いて帰る(ほしをいただいていでほしをいただいてかえる)
枡で量って箕で零す(ますではかってみでこぼす)
焼け跡の釘拾い(やけあとのくぎひろい)
安かろう悪かろう(やすかろうわるかろう)
安物買いの銭失い(やすものかいのぜにうしない)
洛陽の紙価を高からしむ(らくようのしかをたかからしむ)
利食いの千人力(りぐいのせんにんりき)
草鞋を履く(わらじをはく)