建築物を体で模写する体操。足を左右に開き、両手を体の上で合わせる「東京タワーのポーズ」など、有名な建築物を模した姿勢を作る。建築史家で東京都江戸東京博物館研究員の米山勇が、建築をより身近に感じてもらおうと1998年ごろに考案。同館の子ども向けワークショップで披露して以来、展覧会やイベントを通じて広めてきた。2011年4月には、古今東西の有名建築物73点を最大9人で表現した写真集「けんちく体操」（エクスナレッジ刊、税込1260円）も発売され、2週間で増刷がかかるなど話題を呼んでいる。