ヒラノ・リョウイチ。バレエダンサー。
1983年9月5日、大阪府生まれ。母の平野節子が主宰するバレエスクールで幼少時からバレエを習う。2001年に若手ダンサーの登竜門とされるローザンヌ国際バレエコンクールでプロ研修賞を受賞し、翌年、イギリスの名門ロイヤル・バレエ団に入団した。12年に同団で2番目に高い階級の第1ソリストに昇格。「眠れる森の美女」「パゴダの王子」「ライモンダ」などで主演を務める。16年6月、高田茜とともに同年9月から始まる16~17年シーズンにおいて、最高位のプリンシパルに昇格することが発表された。日本人が同バレエ団のプリンシパルとなるのは、1995年に他バレエ団からプリンシパルとして移籍した吉田都以来、21年ぶり。兄の平野啓一(1981年生まれ)も15年までバレエダンサーとして活躍した。