スーパーカシミヤ、ツイード、起毛ジャージーなど温かみのある素材が1997年冬ごろから人気を集めているが、'98～'99秋冬コレクションでは、これらの肉厚素材を用いて、重さを感じさせないクールなイメージの服が多く提案された。カシミヤTシャツといった、温かみのある高級素材を用いながら、豪華さを避けた、シャープなデザインのクチュール仕立ての服が主流。一方、軽く薄い素材を重ねたりキルティングしてウオーム感を出したものもあり、ウオーム感とクール感のミクスチュアが注目されている。