国民年金は未納だった場合、法律で過去の2年分までは納付できるが、それ以前にさかのぼって納付することはできない。特例納付制度は、納付期間が足りずに年金を受け取ることができなかった人を救済するため、さかのぼって一括納付できる制度である。1970年～80年の間に、(1)1970（昭和45）年7月1日～72（昭和47）年6月30日、(2)74（昭和49）年1月1日～75（昭和50）年12月31日、(3)78（昭和53）年7月1日～80（昭和55）年6月30日の3回実施された。