一見、痴呆の症状のようにみえるが実際には異なる仮性痴呆のこと。近年主流になってきたのは、うつによる記憶力、集中力の低下が目立つ偽痴呆で、うつの治療により改善する。その他、長期にわたる拘禁反応によるもので、裁判において質問の意図は理解可能であるが、わざと的外れな発言や不適切な行動をとる症状もあり、これをガンザー症候群という。「自分には罪がない」と思い込みたいとき、「この状況から逃れたい」と思うときに起こる。