音質的にも著作権保護の面からも時代遅れになりつつある音楽CDに代わる新メディアとして、ソニーとフィリップスが共同開発した光ディスク。従来のCDプレーヤーで再生可能なデータを併録することもでき（ハイブリッドディスク）、既存の再生環境との互換性を持たせつつ普及を図ってきたが、音楽CDのもう一つの後継規格として世界のレコード協会3団体が策定に関与したDVDオーディオとの競合に決着がつかないうえ、いまだ業界標準の座は勝ち得られずにいる。