プロボクシングの世界王座認定団体の一つで、WBA(世界ボクシング協会)の次に古い歴史を持つ。1963年にWBAから分裂した。現在、主要4団体(WBA、WBC、WBO、IBF)の中で最も加盟国が多い。ミニマム級からヘビー級まで全17階級の世界王者を認定。WBAとの違いは、ラウンドマストシステム、3ノックダウン制を採用していないことと、2006年よりオープンスコアリングシステムを採用していること。世界王座のほかに、エリートボクサー同士がキャッチウェート(既存の階級以外の体重で両者が合意し、対戦すること)で、宝石が埋め込まれた豪華なベルトを懸けて戦うWBCダイヤモンド王座、暫定王座に代わるタイトルとして創設されたシルバー王座を認定。また、05年にムエタイ部門のWBCムエタイ、女子世界王座も認定している。