（他人の部屋に入りこみ、そこの主人の矛を使って乱暴を働くことから）　相手の主張を逆手にとって攻撃したり、害を加えることをいう。

〔出〕後漢書（ごかんじょ）
〔会〕「私鉄側は、受益者負担を盾に値上げする腹だ」「でもさ、受益者はそもそも私鉄とその関連企業のほうなんじゃないの、もうけてんだから」「そういう理屈もあるか、室に入りて矛（ほこ）を操るだな」