寂しい田舎で暮らすのも一生なら、にぎやかな都会で暮らすのも一生である。どうせのことなら、自分のいちばん気に入ったところで暮らしたいという願望を込めていう言葉。

〔類〕どこも日が照る雨が降る
〔会〕「じゃ、元気でな」「ああ。落ち着いたら、手紙でも書くよ」「田舎の悪友たちにも、よろしく言っといてくれ」「おまえも、何かあったら帰ってこいよ」「いや、どうやらおれには、都会の水が合うようだ。どこで暮らすも一生。それぞれの場所で、お互いに頑張ろうや」