無学な人間は、筋道の通った論議に対しても、言を左右にして、なかなか屈伏しようとはしないことをいう。学問のない者に、道理を説いても無駄であることのたとえ。

〔類〕非学者論議に負けず　
〔出〕宗論（しゅうろん）
〔会〕「それはどう見てもおまえのほうが正しい」「そうだろう。なのに小田のやつ、いくら筋道立てて説明してやっても、へ理屈こねて絶対誤りを認めないんだぜ」「非学者論に負けずさ。相手の頭が悪いと思えば腹も立たんだろ」