江戸時代後期に生まれ、昭和初期まで花形種だったが、その後途絶えた酒造米。新潟市の酒造会社「上原酒造」が、この幻の酒造米の復活に取り組もうと、2003年に茨城県つくば市の農業生物資源研究所から800粒の種もみを譲り受けて栽培。4年がかりでようやく復活に成功し、07年9月に収穫が行われた。同酒造は、白藤を使った日本酒「白藤郷」を生産し、07年は500本（720ml入り）、08年5月には2000本（同）程度を販売する予定。