沸騰しただし汁に、よくかきまぜた生卵を加えて、ふんわりと蒸しあげた料理。静岡県袋井市のご当地グルメとして、全国にその名が広まりつつある。江戸時代に大阪の豪商が書いた「仙台下向日記」に、袋井宿の朝食に出されたと記されているものを、同市の観光協会が地元の名物にしようと再現した。2007年には、B級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」に出品されて人気を集めた。