著者プロフィール

田坂広志 (たさか　ひろし）

多摩大学大学院教授
1951年生まれ。東京大学大学院修了。工学博士（原子力工学）。民間企業の原子力事業部で放射性廃棄物関連プロジェクトに従事した後、アメリカのパシフィック・ノースウェスト国立研究所客員研究員、日本総合研究所取締役などを経て2000年より現職。著書は『田坂教授、教えてください。これから原発は、どうなるのですか？』（東洋経済新報社）、『官邸から見た原発事故の真実』（光文社新書）、『目に見えない資本主義』（東洋経済新報社）、『自分であり続けるために』（PHP研究所）など30冊以上。そのテーマも、原子力、経済、企業経営、仕事・人生論と幅広い。
原子力の専門家として歩み始めながら、その後、日本総合研究所の設立に参画し、数々のベンチャー企業を育成。その後も、「シンクタンク・ソフィアバンク」や「社会起業家フォーラム」を設立し、代表に就任するなど、多分野での旺盛な活動を展開。2011年3月から9月には、内閣官房参与として原発事故対策や原子力行政改革、原子力政策転換に取り組み、当時の菅直人総理に「脱原発依存の政策」を進言。2012年12月、「デモクラシー2.0イニシアティブ」を設立し、代表発起人に。新たな参加型民主主義の実現を通じて、民主主義の進化と深化を目指し、活動している。