解体され、中古部品や有害物を除去してボディースクラップとなった廃車や廃家電など工業製品から鉄などの再利用資源を回収するために破砕機（工業用シュレッダー）で粉砕した時に出る残渣。例えば車のボディースクラップからは、ガラスやゴム、樹脂、繊維くずなどの破片が出てくる。これまでは産業廃棄物として防水施設のない処分場に埋め立てられてきたが、シュレッダーダストに含まれる水銀やカドミウム、鉛、PCBなど有害物質による環境汚染が問題となり、対策が急務となっている。