2007～10年にかけて団塊の世代（1947～50年生まれ）が定年を迎える。多くの技術者がこれまでの仕事から離れることになる。彼らがこれまでの知識を生かして、あるいは生涯学習として新たにロボットについて学び、子どもたちにロボット教育をしよう、あるいは自分たちでサッカーロボットなどを作ろうというのが、ロボカップシニアである。まだ構想段階であるが、子ども向けのロボカップジュニアと結びついてシニアにとっても子どもたちにとっても有意義なものになると期待されている。