重要な「産業構造の高度化」では、具体的には、ロボット導入による質の向上など、生産面の設備投資の高度化とともに、内需拡大のための、消費の質の高度化も欠かせない。衣食住についていえば、一定の量は既に満足された状態にあり、着るもの、食べるもの、住む所の質の向上が次のステップとして必要になるのである。先にも挙げたとおり、中国、インドの半分の人口と日本の約半分のGDP規模を持つ経済共同体であり、世界経済の重要なプレーヤーとなる大きな可能性を持つといえるだろう。
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