賄賂には誓紙を忘る(わいろにはせいしをわする)
我が家の仏尊し(わがいえのほとけとうとし)
我が家楽の釜盥(わがいえらくのかまだらい)
若い時の辛労は買ってもせよ(わかいときのしんろうはかってもせよ)
若い時は二度ない(わかいときはにどない)
我が上の星は見えぬ(わがうえのほしはみえぬ)
若木に腰掛けな(わかぎにこしかけな)
若木の下で笠を脱げ(わかぎのしたでかさをぬげ)
我が糞は臭くなし(わがくそはくさくなし)
若気の無分別(わかげのむふんべつ)
我が心石に匪ず転ずべからず(わがこころいしにあらずてんずべからず)
我が心秤の如し(わがこころはかりのごとし)
我が子自慢は親の常(わがこじまんはおやのつね)
我が事と下り坂に走らぬ者なし(わがこととくだりざかにはしらぬものなし)
我が子荷にならず(わがこににならず)
我が脛に鎌(わがすねにかま)
我が田に水を引く(わがたにみずをひく)
我が身を抓って人の痛さを知れ(わがみをつねってひとのいたさをしれ)
我が物と思えば軽し笠の雪(わがものとおもえばかるしかさのゆき)
我が家に勝る所なし(わがやにまさるところなし)
和光同塵(わこうどうじん)
殃池魚に及ぶ(わざわいちぎょにおよぶ)
禍は口から(わざわいはくちから)
禍も三年経てば用に立つ(わざわいもさんねんたてばようにたつ)
禍を転じて福と為す(わざわいをてんじてふくとなす)
和して同ぜず(わしてどうぜず)
渡りに舟(わたりにふね)
渡る世間に鬼はない(わたるせけんにおにはない)
割った茶碗を接いでみる(わったちゃわんをついでみる)
笑う門には福来たる(わらうかどにはふくきたる)