秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
朝雨に傘いらず(あさあめにかさいらず)
朝虹は雨 夕虹は晴れ(あさにじはあめ ゆうにじははれ)
朝焼けは雨 夕焼けは日和(あさやけはあめ ゆうやけはひより)
暑さ寒さも彼岸まで(あつささむさもひがんまで)
煙霞の痼疾(えんかのこしつ)
狐の嫁入り(きつねのよめいり)
国破れて山河あり(くにやぶれてさんがあり)
春宵一刻直千金(しゅんしょういっこくあたいせんきん)
春眠暁を覚えず(しゅんみんあかつきをおぼえず)
清風故人来る(せいふうこじんきたる)
天高く馬肥ゆ(てんたかくうまこゆ)
灯火親しむべし(とうかしたしむべし)
冬至冬中冬始め(とうじふゆなかふゆはじめ)
八十八夜の別れ霜(はちじゅうはちやのわかれじも)
春の晩飯後三里(はるのばんめしあとさんり)
旱に不作なし(ひでりにふさくなし)
夕立は馬の背を分ける(ゆうだちはうまのせをわける)
夕焼けに鎌を研げ(ゆうやけにかまをとげ)
雪の明日は裸虫の洗濯(ゆきのあしたははだかむしのせんたく)
雪は豊年の瑞(ゆきはほうねんのしるし)
夜上がり天気雨近し(よあがりてんきあめちかし)
林間に酒を煖めて紅葉を焼く(りんかんにさけをあたためてこうようをたく)