第4回:1908年ロンドン大会(開催国:イギリス)
開催日:4月27日〜10月31日
参加国・地域:22、参加選手数:2008人、22競技110種目
*【名言】「参加することに意義がある」:アメリカとイギリスの選手間のいさかいを諫めた聖職者の言葉を借り、クーベルタンが会期中のレセプションで発言。
〈1909年5月、クーベルタンの呼びかけにより、嘉納治五郎がアジア人として初めてIOC委員に就任。1911年7月10日、嘉納はストックホルム大会への参加を目標に大日本体育協会(現・日本スポーツ協会)を設立した〉
第5回:1912年ストックホルム大会(開催国:スウェーデン)
開催日:5月5日〜7月27日
参加国・地域:28、参加選手数:2407人、14競技102種目
*日本初参加。陸上競技に、三島弥彦(短距離走)と金栗四三(かなくり・しそう)(マラソン)の2名が参加したが、予選敗退や棄権という結果に終わった。金栗は2018年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で主人公の一人として描かれている。
*【トピック】「最年長金メダリスト」:スウェーデンの射撃選手、オスカー・スパーンが64歳258日で射撃団体の金メダルを獲得。スパーンはアントワープ大会では72歳280日で同種目の銀メダルを獲得し、最年長メダリストの記録も保持している。
〈1914年7月28日、第一次世界大戦開戦〉
第6回:1916年ベルリン大会(第一次世界大戦のため不開催)
〈1918年11月11日、第一次世界大戦終結〉
第7回:1920年アントワープ大会(開催国:ベルギー)
開催日:4月20日〜9月12日
参加国・地域:29、参加選手数:2626人、20競技154種目
*開会式で、初めて選手宣誓、オリンピック旗掲揚、放鳩が行われた。
*【トピック】「日本人初のメダリスト」:テニス男子シングルスで熊谷一弥(くまがい・いちや)が、男子ダブルスで熊谷・柏尾誠一郎(かしわお・せいいちろう)ペアがそれぞれ銀メダルを獲得。
第8回:1924年パリ大会(開催国:フランス)
開催日:5月4日〜7月27日
参加国・地域:44、参加選手数:3089人、17競技126種目
*初めて選手村が建設された。
〈1925年、プラハで開かれた第23次IOC総会で、オリンピック憲章が制定される〉
第9回:1928年アムステルダム大会(開催国:オランダ)
開催日:5月17日〜8月12日
参加国・地域:46、参加選手数:2883人、14競技109種目