第7回:1920年アントワープ大会(開催国:ベルギー)
開催日:4月20日〜9月12日
参加国・地域:29、参加選手数:2626人、20競技154種目
*開会式で、初めて選手宣誓、オリンピック旗掲揚、放鳩が行われた。
*【トピック】「日本人初のメダリスト」:テニス男子シングルスで熊谷一弥(くまがい・いちや)が、男子ダブルスで熊谷・柏尾誠一郎(かしわお・せいいちろう)ペアがそれぞれ銀メダルを獲得。
第8回:1924年パリ大会(開催国:フランス)
開催日:5月4日〜7月27日
参加国・地域:44、参加選手数:3089人、17競技126種目
*初めて選手村が建設された。
〈1925年、プラハで開かれた第23次IOC総会で、オリンピック憲章が制定される〉
第9回:1928年アムステルダム大会(開催国:オランダ)
開催日:5月17日〜8月12日
参加国・地域:46、参加選手数:2883人、14競技109種目
*【トピック】「日本初の金メダリスト」:陸上男子三段跳びでは織田幹雄が15メートル21センチ(予選時)の記録により金メダルを獲得。また、競泳男子平泳ぎ200メートルでは鶴田義行が優勝した。
*【トピック】「日本人女子初のメダリスト」:陸上女子800メートルで人見絹枝が銀メダルを獲得。
織田幹雄(1928年アムステルダム大会)
第10回:1932年ロサンゼルス大会(開催国:アメリカ)
開催日:7月30日〜8月14日
参加国・地域:37、参加選手数:1332人、14競技117種目
*「バロン西」こと西竹一が馬術障害飛越個人で優勝。
*競泳男子日本代表が活躍。平泳ぎ200メートルで鶴田義行が2連覇したほか、男子自由形100メートル(宮崎康二)、1500メートル(北村久寿雄)、男子背泳ぎ100メートル(清川正二)、男子リレー800メートルの計5種目で金メダルを獲得した。
第11回:1936年ベルリン大会(開催国:ドイツ)
開催日:8月1日〜16日
参加国・地域:49、参加選手数:3963人、19競技129種目
*ナチス・ドイツ政権下で開催された。
*初めて聖火リレーが行われた。
*ドイツの女性監督、レニ・リーフェンシュタールが公式記録映画『オリンピア』を撮影。
*【名言】「前畑がんばれ」:競泳選手、前畑秀子が日本人女子選手として初の金メダルを獲得した女子平泳ぎ200メートル決勝の実況で、NHKのアナウンサーであった河西三省(かさい・みつみ)が競技中に「がんばれ」を23回、ゴール後に「勝った」を12回連呼した。
*日本代表として出場した朝鮮半島出身の孫基禎(ソン・ギジョン)が陸上マラソンで優勝。
〈1939年9月1日、第二次世界大戦開戦〉
第12回:1940年東京→ヘルシンキ大会(第二次世界大戦のため不開催)
第13回:1944年ロンドン大会(第二次世界大戦のため不開催)
〈1945年9月2日、第二次世界大戦終結〉