極楽浄土
(ごくらくじょうど)
仏教の言葉。阿弥陀仏の浄土。すべての苦しみから解放されて、一切が満ち足りている、仏教でいう理想の世界。10万億の仏土のかなたにあるとされる広大無辺の理想境。極楽。
〔例〕「極楽浄土を信じて死にたいものです」とか、「科学万能といっても死は必ず訪れる。できることなら極楽浄土へ行きたいものだ」などと使ったりする。
〔類〕極楽世界(ごくらくせかい)/安楽浄土(あんらくじょうど)/西方浄土(さいほうじょうど)
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他人の念仏で極楽参り
(たにんのねんぶつでごくらくまいり)
念仏を唱えようともしない人が、他人の唱えた念仏の御利益で極楽往生するように、他人の労力を自分の利益にしたり、自分の義理を果たそうとするたとえ。
〔類〕他人の賽銭(さいせん)で蝦蟇口叩(がまぐちたた)く/使い先で下駄を履く/人の牛蒡で法事する/人の褌(ふんどし)で相撲(すもう)をとる
〔会〕「新しいパソコン、使ってますか」「うん。便利そうなんだけど、どうも操作がむずかしくってねえ。若い連中がマスターしてから教えてもらうつもりなんだ」「ははは、他人の念仏で極楽参りってわけですね」
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お陀仏になる
(おだぶつになる)
(1)人が、死ぬ。「闘病3年、彼も懸命に頑張ったが、ついにお陀仏になったとはまことに残念だ」 (2)(失敗したり、破損したりして)物事が、だめになる。「あと一歩で完成というのに、電気回路が燃えてしまい、苦心の機械も残念ながらお陀仏になってしまいました」
〔類〕お釈迦になる
〔語源〕阿弥陀仏(あみだぶつ)の名号を唱えて極楽往生をする意から。
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