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著者プロフィール

小野正人 (おの まさと)

玉川大学農学部教授
1983年、玉川大学農学部卒業。88年、同大学大学院農学研究科修了(農学博士)。スズメバチ、ミツバチ、マルハナバチなど社会性ハチ類を対象に基礎と応用の境界で研究を展開している。研究成果は、イギリスの科学誌『ネイチャー』(「ニホンミツバチのスズメバチに対する熱殺蜂球」〈1995年〉、「オオスズメバチの複数成分系警報フェロモン」〈2003年〉)をはじめとし、多数公表されている。アメリカの『ナショナルジオグラフィック』、イギリスのBBC、日本各局のメディアを通じて、スズメバチなどの特徴について啓蒙活動にも尽力している。施設栽培でポリネーター(花粉媒介者)として使用される日本在来種マルハナバチの実用化に関する研究も注目されている。
玉川大学農学部長、総合農学研究センター長、大学院農学研究科長を兼務。日本学術会議連携会員、社会福祉法人こどもの国協会評議員、神奈川県環境影響評価審査会委員。日本応用動物昆虫学会賞、環境賞、井上研究奨励賞などを受賞。
著書に『スズメバチの科学』(海游舎)、『マルハナバチの世界 ―その生物学的基礎と応用―』(社団法人日本植物防疫協会)などがある。

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