環境と開発に関する国連会議。1992年6月にブラジルのリオデジャネイロで開催され、約180の国と地域の代表、102人の首脳、多数のNGOなどが参加した空前の大会議。国連人間環境会議の20周年を記念し、「持続可能な開発」という基本理念のもと、先進国と開発途上国間で環境問題の責任論、途上国への資金や技術の移転などに関し議論が交わされた。会議の成果として、環境と開発に関するリオ宣言、世界の行動計画であるアジェンダ21などを採択し、気候変動枠組条約、生物多様性条約（→「生物多様性」）の署名も行われた。