光、原子、分子、イオン、超伝導素子、量子ドット、スピンなど、異なる媒体間で量子情報を移し渡す機構。量子情報処理を行う媒体には、(1)通信に適しているもの(光)、(2)演算に適しているもの(光・原子・イオン・超伝導素子・量子ドット)、(3)メモリーに適しているもの(原子・分子・イオン・超伝導素子・スピン)があり、将来はこれらのハイブリッドになると考えられる。たとえば、量子リピーターは光と物質の両方が必要となる典型である。このため、異なる媒体間で量子情報をやりとりするインターフェースの技術が不可欠となる。現在のところ光と原子のインターフェースの研究が最も進んでいる。量子メディア変換と呼ばれることもある。