このとき、1回目で使う水だけは、軟水のミネラルウォーターまたはカルキを抜いた水を使いましょう。お米は一番最初の水を一番多く吸うからです。炊くときに入れる水もミネラルウォーター(軟水)を使うのがベストです。
4.水の量は正確に
お米の分量と同様、炊くときの水の量も注意したいものです。お米の吸水量は決まっているので、余分な水は炊き上がりも水っぽくなってしまいます。
5.炊き上がったら天地返しで水分を飛ばす
炊き上がったら、白飯を十字に切って天地をひっくり返します。釜の底に残っている水分や熱気を逃がしてあげましょう。また、内釜の蓋に付いた水分も拭いておきます。そのまま蓋を閉めると、水滴が落ちてその部分が水っぽくなってしまいます。
細かく書きましたが、要は自分で一定のルールを作り、同じ方法で炊くようにすればいいのです。毎回、同じルールでお米を炊いていると、味のブレが少なくなります。せっかくのおいしいお米です。少しだけ気にかけて、さらにおいしく食べてください。