権謀術数
(けんぼうじゅっすう)
敵をたくみにあざむく計略。または、そのような策略をねること。「権謀」は、その場に適応した謀略の意味。「術」と「数」はともに、はかりごと、計略のこと。
〔例〕若い社員に注意を促すときなどに、「今度の取引は、わが社の将来を占うほどの大事な仕事である。しかし、相手は権謀術数にたけたベテラン営業マンだ。よくよく用心して相手の術策に乗せられないように」というように使う。
〔類〕権謀術策(けんぼうじゅっさく)
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敵は本能寺にあり
(てきはほんのうじにあり)
ほんとうのねらいは別のところにあり、人々の目を一時欺くことをいう。天正10年(1582)明智光秀(あけちみつひで)が中国地方の毛利攻めに参加したとき、突如として進路を変え、「敵は本能寺にあり」と叫んで、主君の織田信長(おだのぶなが)の宿舎である京都の本能寺を襲い、信長を討ち取ったという故事による。
〔類〕十王が勧進も食おうがため/敵本主義
〔出〕日本外史(にほんがいし)
〔会〕「あいつ、いくらハンバーガーが好きだからって、毎日食べてりゃ飽きるだろうに」「違うんだよ。お目当ては店の女の子。敵は本能寺(ほんのうじ)にありってことさ」
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隠れ蓑にする
(かくれみのにする)
表向きの手段を用いて、本心や悪事などの実態を見破られないようにする。ある手段によって人の目を欺く。「表向きの薬局を隠れ蓑にして、どうも大麻を扱っていたといううわさだ」
〔語源〕「隠れ蓑」は、それを身につけると他人からは姿が見えなくなるという(鬼や天狗(てんぐ)が持つ)想像上の蓑。
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