贔屓の引き倒し(ひいきのひきだおし)
非学者論に負けず(ひがくしゃろんにまけず)
引かれ者の小唄(ひかれもののこうた)
日勘定では足らぬが月勘定では余る(ひかんじょうではたらぬがつきかんじょうではあまる)
低き所に水溜まる(ひくきところにみずたまる)
日暮れて途遠し(ひくれてみちとおし)
日暮れて道を急ぐ(ひくれてみちをいそぐ)
鬚の塵を払う(ひげのちりをはらう)
卑下も自慢の内(ひげもじまんのうち)
非細工の小刀減らし(ひざいくのこがたなへらし)
庇を貸して母屋を取られる(ひさしをかしておもやをとられる)
膝とも談合(ひざともだんごう)
肘の指を使うが如し(ひじのゆびをつかうがごとし)
秘事は睫(ひじはまつげ)
美女は悪女の仇(びじょはあくじょのあだ)
美女は生を断つ斧(びじょはせいをたつおの)
美人に年なし(びじんにとしなし)
美人は言わねど隠れなし(びじんはいわねどかくれなし)
尾生の信(びせいのしん)
顰に倣う(ひそみにならう)
尾大掉わず(びだいふるわず)
左団扇で暮らす(ひだりうちわでくらす)
ひだるい時にまずい物なし(ひだるいときにまずいものなし)
日中すれば昃き月盈つれば食く(ひちゅうすればかたむきつきみつればかく)
匹夫罪なし璧を懐いて罪あり(ひっぷつみなしたまをいだいてつみあり)
匹夫の勇(ひっぷのゆう)
匹夫も志を奪うべからず(ひっぷもこころざしをうばうべからず)
必要の前に法律なし(ひつようのまえにほうりつなし)
心要は発明の母(ひつようははつめいのはは)
櫃を買いて珠を還す(ひつをかいてたまをかえす)