旱に雨(ひでりにあめ)
旱に不作なし(ひでりにふさくなし)
人各々能あり不能あり(ひとおのおののうありふのうあり)
人食い馬にも合い口(ひとくいうまにもあいくち)
人肥えたるが故に貴からず(ひとこえたるがゆえにたっとからず)
人事言えば影が差す(ひとごといえばかげがさす)
人酒を飲む 酒酒を飲む 酒人を飲む(ひとさけをのむ さけさけをのむ さけひとをのむ)
一筋縄で行かぬ(ひとすじなわでゆかぬ)
一つ穴の狢(ひとつあなのむじな)
一つ事は同じ事(ひとつことはおなじこと)
人と入れ物は有り次第(ひとといれものはありしだい)
人と屏風は直ぐには立たず(ひととびょうぶはすぐにはたたず)
人捕る亀は人に捕られる(ひととるかめはひとにとられる)
人に七癖我が身に八癖(ひとにななくせわがみにやくせ)
人には添うてみよ 馬には乗ってみよ(ひとにはそうてみよ うまにはのってみよ)
人の意見は四十まで(ひとのいけんはしじゅうまで)
人の痛いのは三年でも辛抱する(ひとのいたいのはさんねんでもしんぼうする)
人の一寸我が一尺(ひとのいっすんわがいっしゃく)
人の上に吹く風は我が身に当たる(ひとのうえにふくかぜはわがみにあたる)
人の上見て我が身を思え(ひとのうえみてわがみをおもえ)
人の噂も七十五日(ひとのうわさもしちじゅうごにち)
人の踊る時は踊れ(ひとのおどるときはおどれ)
人の己を知らざるを患えず 人を知らざるを患う(ひとのおのれをしらざるをうれえず ひとをしらざるをうれう)
人の口に戸は立てられぬ(ひとのくちにとはたてられぬ)
人の苦楽は壁一重(ひとのくらくはかべひとえ)
人の心は九分十分(ひとのこころはくぶじゅうぶ)
人の事言わんより肘垢落とせ(ひとのこといわんよりひじあかおとせ)
人の牛蒡で法事する(ひとのごぼうでほうじする)
人の疝気を頭痛に病む(ひとのせんきをずつうにやむ)
人の宝を数える(ひとのたからをかぞえる)