相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
仰いで天に愧じず(あおいでてんにはじず)
浅い川も深く渡れ(あさいかわもふかくわたれ)
朝起きは三文の徳(あさおきはさんもんのとく)
足下の明るいうち(あしもとのあかるいうち)
頭剃るより心を剃れ(あたまそるよりこころをそれ)
頭の上の蠅を追え(あたまのうえのはえをおえ)
新しい酒は新しい革袋に盛れ(あたらしいさけはあたらしいかわぶくろにもれ)
後の喧嘩はゆっくりとせよ(あとのけんかはゆっくりとせよ)
尼御前の紅(あまごぜのべに)
網なくて淵を覗くな(あみなくてふちをのぞくな)
過ちては改むるに憚ること勿れ(あやまちてはあらたむるにはばかることなかれ)
過ちを改めざる是を過ちと謂う(あやまちをあらためざるこれをあやまちという)
一日作さざれば一日食らわず(いちじつなさざればいちじつくらわず)
一誹り二笑い三惚れ四風邪(いちそしりにわらいさんほれしかぜ)
一度ある事は二度ある(いちどあることはにどある)
一年の計は元旦にあり(いちねんのけいはがんたんにあり)
一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
殷鑑遠からず(いんかんとおからず)
浮き世渡らば豆腐で渡れ(うきよわたらばとうふでわたれ)
嘘つきは泥棒の始まり(うそつきはどろぼうのはじまり)
嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる(うそをつくとえんまさまにしたをぬかれる)
旨い事は二度考えよ(うまいことはにどかんがえよ)
旨い物食わす人に油断すな(うまいものくわすひとにゆだんすな)
旨い物は宵に食え(うまいものはよいにくえ)
馬には乗ってみよ 人には添うてみよ(うまにはのってみよ ひとにはそうてみよ)
似非者の空笑い(えせもののそらわらい)
閻魔の色事(えんまのいろごと)
老いては子に従え(おいてはこにしたがえ)
老いてはますます壮なるべし(おいてはますますさかんなるべし)