負うた子を三年探す(おうたこをさんねんさがす)
屋漏に愧じず(おくろうにはじず)
煽てと畚には乗り易い(おだてともっこにはのりやすい)
己の頭の蠅を追え(おのれのあたまのはえをおえ)
己の欲せざる所は人に施すこと勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ)
己を責めて人を責めるな(おのれをせめてひとをせめるな)
己を虚しゅうす(おのれをむなしゅうす)
及ばぬは猶過ぎたるに勝れり(およばぬはなおすぎたるにまされり)
隗より始めよ(かいよりはじめよ)
勝って兜の緒を締めよ(かってかぶとのおをしめよ)
瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)
金請けするとも人請けするな(かねうけするともひとうけするな)
禍福門なし 唯人の召く所(かふくもんなし ただひとのまねくところ)
借りる八合 済す一升(かりるはちごう なすいっしょう)
彼も人なり 予も人なり(かれもひとなり われもひとなり)
聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥(きくはいっときのはじ きかぬはいっしょうのはじ)
今日の一針 明日の十針(きょうのひとはり あすのとはり)
芸術は長く人生は短し(げいじゅつはながくじんせいはみじかし)
健全なる精神は健全なる身体に宿る(けんぜんなるせいしんはけんぜんなるしんたいにやどる)
好機逸すべからず(こうきいっすべからず)
初心忘るべからず(しょしんわするべからず)
生を視ること死の如し(せいをみることしのごとし)
積羽舟を沈む(せきうふねをしずむ)
善も積まざれば名を成すに足らず(ぜんもつまざればなをなすにたらず)
糟糠の妻は堂より下さず(そうこうのつまはどうよりくださず)
大道廃れて仁義あり(たいどうすたれてじんぎあり)
叩けよさらば開かれん(たたけよさらばひらかれん)
立つ鳥後を濁さず(たつとりあとをにごさず)
立つより返事(たつよりへんじ)
茶碗を投げれば綿で抱えよ(ちゃわんをなげればわたでかかえよ)