杖に縋るとも人に縋るな(つえにすがるともひとにすがるな)
天知る地知る我知る子知る(てんしるちしるわれしるこしる)
天を怨みず人を尤めず(てんをうらみずひとをとがめず)
飛ぶ鳥後を濁さず(とぶとりあとをにごさず)
長い物には巻かれろ(ながいものにはまかれろ)
爾の出ずるものは爾に反る(なんじのいずるものはなんじにかえる)
汝の敵を愛せよ(なんじのてきをあいせよ)
汝自らを知れ(なんじみずからをしれ)
妬みはその身の仇(ねたみはそのみのあだ)
念には念を入れよ(ねんにはねんをいれよ)
始めが大事(はじめがだいじ)
早起きは三文の徳(はやおきはさんもんのとく)
匹夫も志を奪うべからず(ひっぷもこころざしをうばうべからず)
人に七癖我が身に八癖(ひとにななくせわがみにやくせ)
人には添うてみよ 馬には乗ってみよ(ひとにはそうてみよ うまにはのってみよ)
人の上見て我が身を思え(ひとのうえみてわがみをおもえ)
人の事言わんより肘垢落とせ(ひとのこといわんよりひじあかおとせ)
人のふり見て我がふり直せ(ひとのふりみてわがふりなおせ)
人は陰が大事(ひとはかげがだいじ)
人を怨むより身を怨め(ひとをうらむよりみをうらめ)
汎く衆を愛して仁に親しむ(ひろくしゅうをあいしてじんにしたしむ)
覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)
舟に刻みて剣を求む(ふねにきざみてけんをもとむ)
弁当持ち先に食わず(べんとうもちさきにくわず)
忙裏閑を偸む(ぼうりかんをぬすむ)
褒めらるるより毀られるな(ほめらるるよりそしられるな)
褒める人には油断すな(ほめるひとにはゆだんすな)
馬子にも衣装(まごにもいしょう)
木乃伊取りが木乃伊になる(みいらとりがみいらになる)
見ざる聞かざる言わざる(みざるきかざるいわざる)