身の程を知れ(みのほどをしれ)
実を見て樹を知れ(みをみてきをしれ)
胸三寸に納める(むねさんずんにおさめる)
明鏡も裏を照らさず(めいきょうもうらをてらさず)
名人は人を謗らず(めいじんはひとをそしらず)
目で見て口で言え(めでみてくちでいえ)
目は臆病 手は千人(めはおくびょう てはせんにん)
目細あれども口細なし(めぼそあれどもくちぼそなし)
本立ちて道生ず(もとたちてみちしょうず)
戻り道は迷わぬ(もどりみちはまよわぬ)
門に入らば額を見よ(もんにいらばがくをみよ)
役人と木片は立てるほどよし(やくにんときぎれはたてるほどよし)
山に蛤を求む(やまにはまぐりをもとむ)
ゆっくり急げ(ゆっくりいそげ)
湯の辞儀は水になる(ゆのじぎはみずになる)
善い事は真似でもせよ(よいことはまねでもせよ)
善く游ぐ者は溺る(よくおよぐものはおぼる)
選れば選り屑(よればよりくず)
理に勝って非に落ちる(りにかってひにおちる)
良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)
留守見舞いは間遠にせよ(るすみまいはまどおにせよ)
論ずる者は中から取れ(ろんずるものはなかからとれ)
若い時は二度ない(わかいときはにどない)
我が身を抓って人の痛さを知れ(わがみをつねってひとのいたさをしれ)
禍を転じて福と為す(わざわいをてんじてふくとなす)
我思う 故に我在り(われおもう ゆえにわれあり)