今回、デモで私がスピーチした後に、「性搾取を許さない!」というコールがなされた。こんなに大勢の人と、大きな声で、反性搾取を叫んだのは初めてで、感動した。「性搾取を許さない!」という言葉を初めて口にした人も多くいただろう。そこから、その意味を考え始めたり、自分ごととして考えるきっかけを持つ人もいるかもしれない。口に出すこと、繰り返し言葉にし、確認することは大切なことだ。
私たちが集い、声を上げることは、憲法の実践だ。今、それぞれの場所で、それぞれのやり方で、それぞれのアイディアや力を活かして全国各地で市民が立ち上がっている。
憲法第12条には、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」とある。私たち一人ひとりに力があることを、憲法は広く示している。私たちは「不断の努力」を始め、継続しなければならない。そのためには、できる時にできる人が、力を寄せることが必要だ。
この国では、貧困や虐待、差別が拡大し、「不断の努力」をする余裕を奪われている人は、すでに多い。その人たちのことも忘れずに、楽しく、一生懸命、これからも声を上げ続けていきたい。