安倍政権下、さまざまな法律が改正、成立あるいは廃止されました。どれも私たちの暮らしと無縁ではありません。政治の世界で何が起こっているのか、再確認しましょう。
●高度プロフェッショナル制度がはらむ問題点~緊急解説! 高プロの本質は、労働時間規制がなくなることだ!(2018)/笹山尚人(弁護士)
2018年、「働き方改革一括法案」が成立。「能力の高い人が成果に応じて高い収入を得られる制度」という認識は誤解で、労働者にとって一切得にならないこの制度を解説します。
https://imidas.jp/jijikaitai/f-40-170-18-06-g738
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●改正入管法による外国人労働者の受け入れ拡大が始まる!新たな在留資格「特定技能」制度の問題点とは?~外国人労働者について、私たちが持つべき視点(2019)/指宿昭一(弁護士)
2018年、改正出入国管理法(改正入管法)が成立し、外国人労働者の受け入れ枠拡大が決定。増加する外国人労働者の人権は守られるのでしょうか?
https://imidas.jp/jijikaitai/f-40-178-19-02-g680
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●種子法廃止で、日本の農業はどう変わる?~種は「企業から買うもの」に変化する。その先にあるのは?(2018)/印鑰智哉(日本の種子を守る会事務局アドバイザー)
1952年に制定された「主要農作物種子法」は、米、麦、大豆の種子の開発・管理・普及を、国や都道府県に義務付けていた法律です。2018年の廃棄は、日本の農家にどのような影響を与えるのでしょう。
https://imidas.jp/jijikaitai/f-40-173-18-09-g744
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●熟議なき漁業法改定はなぜ必要だったのか~70年ぶりの水産改革に見る成長戦略の問題点と課題(2019)/濱田武士(北海学園大学経済学部教授)
2018年の漁業法改定では、「漁業の民主化を図る」としていた根幹部をも含む、法律の大部分が書き換えられました。日本の水産業はどうなるのでしょう?