*卓球女子団体で、石川佳純、平野早矢香、福原愛が同競技日本初のメダルとなる銀メダルを獲得。
*バドミントン女子ダブルスで、藤井瑞希・垣岩令佳ペア(通称フジカキペア)が、同競技日本初のメダルとなる銀メダルを獲得。
*【トピック】「オリンピック最多出場選手」:カナダの馬術選手、イアン・ミラー。1972年ミュンヘン大会から始まり、カナダがボイコットしたモスクワ大会を除き、ロンドン大会まで10大会に出場した。
第31回:2016年リオデジャネイロ大会(開催国:ブラジル)
開催日:8月5日~8月21日
参加国・地域:205+難民選手団、参加選手数:11238人、28競技306種目
公式マスコット:ヴィニシウス。『イパネマの娘』の作詞者として知られるブラジルの詩人、ヴィニシウス・ヂ・モライスから命名。二足歩行の動物の姿をしており、ブラジルに生きるすべての動物の多様性を表現している。
*南米大陸初開催の大会。また、夏季大会としては初めて、開催地が冬の時期に行われた。
*難民選手団が新設された。シリア、コンゴ、南スーダン、エチオピアを母国とする選手たちで、競泳2名、柔道2名、陸上マラソン1名、陸上トラック競技5名の計10名。
*ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が陸上男子100メートル、200メートル、400メートルリレーの3種目で北京、ロンドン大会に続き金メダルを獲得。100メートルと200メートルでは3連覇を果たした。
*伊調馨がレスリング女子58キロ級で優勝。過去3大会は63キロ級で優勝しており、女子個人種目4連覇は大会史上初の快挙。
*バドミントン女子ダブルスで、髙橋礼華(あやか)・松友美佐紀ペア(通称タカマツペア)が優勝。日本バドミントン史上初の金メダルを獲得。
*カヌー・スラローム男子カナディアンシングルで、羽根田卓也が銅メダルを獲得。カヌー競技においてアジア人初のメダル。
*【トピック】「最多金メダリスト」:競泳選手のマイケル・フェルプス(アメリカ)。2004年アテネ大会6個、北京大会8個、2012年ロンドン大会4個に加え、リオデジャネイロ大会で5個の金メダルを獲得し、通算23個を有する。銀メダル3個(ロンドン2、リオ1)、銅メダル2個(アテネ)を含めるとオリンピックでメダル28個を獲得している。
*【トピック】「2位同着が3人!?」:競泳男子100メートルバタフライ決勝において、マイケル・フェルプス(アメリカ)、チャド・レクロー(南アフリカ)、ラースロー・チェー(ハンガリー)の3人が51秒14のタイムで2位同着となり、全員が銀メダルを獲得した。