〈2019年末より、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が始まる〉
第32回:2020年東京大会(開催国:日本)
開催日:2021年7月23日〜8月8日
参加国・地域:205+難民選手団、参加選手数:11420人、33競技339種目
公式マスコット:ミライトワ。「未来」と「永遠(とわ)」を合わせた名前。白と藍色の市松模様のロボットのようなキャラクター。
*新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により2020年の開催がかなわず、2021年に開催された。
*【トピック】「ROC(ロシアオリンピック委員会)選手団」:ロシアにおけるドーピング問題に対し、WADA(世界アンチドーピング機構)は、2019年から4年間、国際大会へのロシアの参加を認めないという処分を下した。これにより、ロシア人選手は東京大会ではROC選手団に属し、個人資格で参加する形となった。
*トランスジェンダー女性の選手(ローレル・ハバード、ウェイトリフティング女子87超級ニュージーランド代表)が世界で初めてオリンピックに参加した。
*東京の猛暑への対策として、陸上のマラソンと競歩は北海道札幌市で開催された。
*新しく追加された4競技のうちスケートボード、サーフィン、空手で日本代表が躍進。ほか、柔道で9個、レスリングで5個の金メダル、卓球混合ダブルス(水谷隼〈じゅん〉・伊藤美誠〈みま〉ペア)が日本卓球史上初の金メダルを獲得し、団体競技ではフェンシング(男子エペ団体)、野球、ソフトボールで優勝するなど活躍した。
〈2022年2月24日、ロシアがウクライナへの侵攻を始める〉
〈2023年10月、イスラエルがガザ地区への大規模侵攻を開始〉
第33回:2024年パリ大会(開催国:フランス)
開催日:7月26日~8月11日
参加国・地域:200以上、参加選手数:約10500人(2024年8月、IOC公式サイトの記述より)、32競技329種目
公式マスコット:フリージュ。自由の象徴である赤い三角帽「フリジア帽」がモチーフ。