ビジネス成功のために必要な知識を身に着ける「教養」がいま必要だ――。
このような文言を目にしたことはないだろうか? しかし、その「教養」の中身を見ると、短時間でざっくり学べる名著の解説、インフルエンサーによる自己啓発セミナーなど……。はたして、これらから学ぶことが本当に「教養」と言えるのか?
「教養」の過去と現在を再考する記事をあつめました。
◆「推し」と「それってあなたの感想ですよね?」の時代に批評ができることは? (レジー)
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◆なぜ、司馬遼太郎はサラリーマンに人気だったのか? ――〝歴史ブーム〟と大衆教養主義(福間良明)
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◆「教養」について考えるべきこと(前田英樹)
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◆日本の大衆にとって〝知〟とは何だったのか?―タイパ・コスパ時代の「教養」と「修養」(前編)(大澤真幸/大澤絢子)
◆日本の大衆にとって〝知〟とは何だったのか?―タイパ・コスパ時代の「教養」と「修養」(後編)(大澤真幸/大澤絢子)