粗衣粗食
(そいそしょく)
粗末な衣服と貧しい食事。簡素でつつましやかな暮らし。また、貧乏な人々の暮らしぶりをたとえていう。
〔例〕「粗衣粗食に甘んじて国に尽くすなんて、現代でははやらないね」とか、「戦後に少年時代を過ごした世代には早死が目立つが、あの時代のひどい粗衣粗食の生活が原因の一つになっているといわれている」などのように使う。
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青天の霹靂
(せいてんのへきれき)
(「霹靂」は雷鳴と稲妻のこと) 青く晴れ渡った空に突然起こる雷鳴ということで、思いもかけずに急に起こった突発的な事件をいう。
〔類〕晴天の霹靂
〔出〕陸游(りくゆう)・九月四日鶏未鳴起作
〔会〕「妻が別れてくれって言うんだ」「だって、3日前に結婚したばかりだろう、まさに青天の霹靂(へきれき)だな」
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飯の食い上げ
(めしのくいあげ)
生活の手段を失うこと。生計が立たなくなること。「会社を首になったら飯の食い上げだから、我慢して働くさ」
〔語源〕御飯がなくなって、口が干上がる意から。
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