犬馬之年
(けんばのとし)
犬や馬がただむだに年齢を取るように、なすところもなく年を取ること。馬齢。自分の年齢をへりくだっていう言葉。
〔例〕「犬馬之年を重ねて80歳になる、このじいさんの顔に免じて、どうか夫婦あらそいはやめてくださらんか」などと使う。
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犬も朋輩 鷹も朋輩
(いぬもほうばい たかもほうばい)
(鷹狩りで使用される犬も鷹も、同じ主人に仕えることから) 身分や待遇が異なっても、同じ仲間であることに違いはないというたとえ。
〔類〕鷹も朋輩 犬も朋輩
〔出〕浄瑠璃(じょうるり)・賀古教信七墓廻(かこのきょうしんななはかめぐり)
〔会〕「滅相もございません。私は一介の草履取り。ご家老といっしょにお酒をいただくなどとても」「何を言う。犬も朋輩(ほうばい) 鷹(たか)も朋輩じゃ。同じ殿のために働いておる仲じゃないか」
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犬も食わない
(いぬもくわない)
だれにもいやがられる、だれからも相手にされないことのたとえ。「えっ、夫婦げんか? どうせ犬も食わないのだから、ほうっておけばいい」
〔語源〕なんでも食う犬でさえ食わないというところから。
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