放歌高吟
(ほうかこうぎん)
大声を出してあたりかまわずに詩や歌をうたうこと。「放歌」と「高吟」はともに、同じような意味で、それを重ねて強調したもの。
〔例〕「放歌高吟もいいが、住宅街ではつつしんでほしい」とか、「最近の若者は、酒を飲んで放歌高吟する者が少なくなった」などのように使う。
〔類〕高吟放歌(こうぎんほうか)/高歌放吟(こうかほうぎん)/放歌高唱(ほうかこうしょう)
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歌は世につれ世は歌につれ
(うたはよにつれよはうたにつれ)
歌謡の世界は世の姿をそのままに映し出し、世の中も歌謡の移り変わりに影響されて変動することをいう。
〔会〕「このごろの若い歌手の歌はちっともいいと思わんな」「歌は世につれ世は歌につれっていいますよ。あなたも部下をもつ身なんですから、少しは新しい歌も覚えたら。〈リンゴの歌〉ばっかり歌ってないで」
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三拍子揃う
(さんびょうしそろう)
重要な3つの条件、またはたいせつなすべての条件が揃っている。「あの選手は、打つ・走る・守ると、三拍子揃った好選手だ」
〔語源〕「三拍子」は、もと邦楽で、小鼓(こつづみ)・大鼓(おおかわ)・笛(または太鼓)の3種の楽器で拍子を取ることの意。
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